色彩とグラデーションについて

グラデーションを使った絵画技法やエクセルを使った色彩理解のお助けなど紹介しています

うまく桜の開花に合いました

この記事の目次

 こんにちは。管理人のりんです。ご訪問ありがとうございます。

4月1日から始まっている西向日ミニギャラリーでの作品展示についてご案内とご紹介をさせていただきます。

何時(いつ)

「2024年4月1日(月)~2024年4月30日(火)」

丸々1か月間あります。

どこで

「西向日ミニギャラリー」

日本の関西、京都府の南のほう、「向日市」です。

阪急電鉄京都線西向日駅」の「構外通路」スロープ壁面に計5基の

ガラスケースが設置されており、その中に作品を展示しています。

 

下の見取り図の、”ここ” と丸囲みした壁面です。

 

(画像は阪急電鉄ホームページより)

駅構内とは別の通路にあるため、駅ホームに入る必要はなく、

「切符」も必要ありません。

24時間いつでもご鑑賞いただけ、無料です。

実際に訪問してみました

「東口」からの通路と入り口:

1.写真の黄色囲み部、赤矢印の方向に進みます。

 

2.突き当りの壁に今月の展示内容が記されています。

3.黒矢印の方向に進むと、ぱぁっと広い駅ホーム天井と長いスロープが現れます。そのままスロープを下ると、右手に絵が飾られています。

全部で5基あるガラスケースのそれぞれに照明が設置されており、明るさ的には問題ないです。

スロープを下ったところから見上げると、左壁に絵が並びます。

この場所は時間帯によっては日光も入り、見る時々によって絵に様々な印象を与えてくれます。

また適度に落ち着いた暗さや静けさもあり、絵を飾る場所としては美術館などにもひけをとらないのではないかと思われます。

「美の回廊」という言葉がありますが、まさにそういったイメージが思い浮かびました。

youtube動画

4月7日に自分の作品を見に行きました。その様子を動画にまとめyoutubeにアップしています。ご参考まで。

youtu.be

西向日といえば、桜並木がとても綺麗です。洋風味あふれる噴水公園もあります。

西向日ミニギャラリーに行くついでに、沢山の満開の桜を堪能することが出来ました。

記事タイトルのように今回の展示は、うまく桜の開花に間に合いましたとさ。

噴水公園にあった向日市制40周年記念看板。

ちなみに今年は市制52年です。

編集後記

今回の展示の準備で、最後の最後まで悩んだのがどうやって絵をガラスケース内に掲示するかでした。

どうしても外せない制約が2項目あり、

1.厚さは20mm以内にすること。

  使用規約に、「既定の厚さを超えますと、フレームの鍵が閉まりにくく、破損の原因になりますので、必ず規格内でお願いします。」とありますので必須条件でした。

2.つりひもは極力使用しないこと。

 これは自分で課した制約です。絵はベニヤ板に描かれていて、裏面も平面のため、そのままではフックに吊るすことができる構造にはなっていません。フックに吊るすためには、裏面に穴を開けてつりひもを設置するか、つりひもを裏面に強力接着する必要があります。

但し作品の厚みは平均10mmとかなり薄いわりに、重量は絵の具が載っていることもあって平均2kgとそこそこ重く、穴を開けるのも接着するのもそもそも不安要素がある状態でした。

1か月間の会期中、電車の往来の振動などにも耐え、確実にお見せできる状態が必要です。

これら2項目の制約をクリアするモノが、前回記事でもお話しした押しピンでした。

4月1日の搬入当日には、あらかじめ自宅の壁でシュミレーションをして選んだ3種類の押しピンを沢山持参して臨みました。

1.ごく普通のダルマピン

2.本体がもっと大きいタイプ

3.ピンの長さがロングタイプ

 左が大きいダルマピン

 ロングタイプはあくまで最後の頼み

結局、使用した押しピンは、2.の大きなタイプで正解でした。

当日は、押しピンを止める壁の厚みにばらつきがあったり、壁板もぐらついたりと、どこでもピンを根元まで確実に刺せる状態ではありませんでしたが、止めるピンの数を増やすなど対応してなんとか掲示することができました。

大きな押しピンは、百均のセリアで購入しました。セリアさんありがとう。助かりました。

欲を言えば、1ケース15本入りですが透明タイプは7~8本しか入っていないので、全部透明タイプがあれば欲しかったです。

終わり

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